どこの現場にも必ずいるプロジェクトマネージャーとリーダー。実は現場を左右する大切な役割を担っているのだが・・・。中にはとんでもないタイプもいるらしい。そこでプロマネ・リーダー図鑑を作りました。あなたの身近にいるのはどのタイプ?どんなプロマネ、リーダーが技術者にとってベストタイプなのでしょう。
システムを作るには「何のための」「どういう」システムかを把握して作っていくのが当たり前。
しかしこの「タイムイズマネゴン」はそんなことはお構いなし、ともかく作ればいい。スケジュール通りにアップすることが大前提。お陰で技術者は自分のやっていることを理解していない。
当然技術者への時間管理も厳しく、1分の遅刻も許さない。
良し悪しは別にして、ともかく長〜く同じ現場にいるプロマネ、リーダーにありがちなタイプ。
設計書を勝手に解釈するのは当たり前。SEやPGからの意見など聞く耳を持たぬだけではなく質問に答えるのも自分の解釈で・・・。
「この現場のことはオレが一番知ってるから」が口癖。「そこは、こうじゃないですか?」などと反対意見を言おうものなら手に持った携帯電話が飛んでくるありさま。おおコワッ!
一見物分りがよさそうで、人当たりも柔らかい感じの好人物。外部から参画の技術者に対しても“君”付けや“呼び捨て”が多い。そうすることで親近感が沸き、和気あいあいと仕事が出来ると思い込んでいる。
大学のサークルじゃあるまいし、あまり馴れ馴れしいのも気持ち悪いし、第一、ビジネスをお遊びと勘違いしてるんじゃない?おまけに自分の身の回りの雑用まで押し付けてくる。その会社のプロパー社員じゃないんだから・・・。
一言でいうとシビアです。客先が求めているものは何か、それに対応できるだけのスキルを持っているかなどを常に考えていますから、面接時からかなり深い質問が飛んできます。
一つでも秀でたスキルを持っていればお誘いがかかること間違いなし。技術者の個々の特色を最大限に引き出そうとしてくれます。
客の求めるものにキチット対応することをベストとし、客であっても納得いかないことにはNOといえるプロマネ、リーダーです。
ただし技術者にも厳しいのは当然のこと。ヒューマンスキルもキチンと磨いておきましょう。
「客の言うことだから聞かなくてはならない」とにかくお客様の言いなり。自分では矛盾を感じていても意見は言いません。
そのためとばっちりに合うのは技術者。いきなりの仕様変更などは日常茶飯事。でも、案外こういうプロマネ、リーダーがいる会社は客先の受けがいいのも現実です。昔風の「滅私奉公」を覚悟しないと作業は辛いものになりそうですよ。
あなたの現場のプロマネ、リーダーはどんなタイプ?もっといろんなタイプがいるはずだから新種がいたら教えて下さいね。
またフリー技術者の方からのご意見ご感想もお待ちしています。